この記事では,《Tポイント2重取り》ができる「Tカード一体型クレジットカード」全22種類のスペックを一覧表で比較します。
Tポイントが【直接貯まる】年会費無料・最高還元率の,おすすめカードがはっきりします。
Tポイントが【直接貯まる】のは「Tカード一体型クレジットカード」だけ!
「他のポイントを貯めてから,そのポイントをTポイントに交換する」タイプのクレジットカードも存在します。
このような「ポイント交換型」クレジットカード を「Tポイントが貯まるクレジットカード」として紹介しているサイト等もあるので,注意する必要があります。
この記事では,「Tカード一体型」 と 「ポイント交換型」 の区別 についてもご説明します。
【2019年4月追記】2019年4月1日より,Tカード一体型クレジットカードのラインナップに「出前館Tカード」が加わりましたが,当記事の分析結果に大きな変更はありません(「出前館Tカード」に関する追記は こちら )。
「Tカード一体型クレジットカード」とは何か
Tポイントを貯めるなら,Tカード一体型クレジットカードが圧倒的におすすめです。
「Tカード一体型」はTポイントが直接貯まるクレジットカード
Tカード一体型クレジットカードは,「クレジット機能付きTカード」とも呼ばれます。
一般に多くのクレジットカードでは,クレジット払いに対するポイント還元(クレジットポイント)があります。
Tカード一体型クレジットカードでは,このクレジットポイントとして,Tポイントが直接付与されます。
「Tカード一体型」はTポイントが《2重取り》できるクレジットカード
Tカード一体型クレジットカードには,〈普通のTカード〉としての機能もついています。
Tポイント提携先で買い物をすれば,クレジットポイントだけでなく,この〈普通のTカード分〉のTポイントも貯まります。
Tカード一体型クレジットカードなら,〈普通のTカード分〉と〈クレジットポイント分〉のTポイントを《2重取り》できるのです。
「Tカード一体型クレジットカード」は〈普通のTカード〉よりTポイントが圧倒的に貯まる
Tカード一体型クレジットカードと〈普通のTカード〉との,Tポイントの貯まり方の違いは,下表のようにまとめられます。
〈普通のTカード〉では,レジにTポイントロゴがある「Tポイント提携先」でしか,Tポイントを貯められません。
Tカード一体型クレジットカードなら,提携先以外の一般のお店でも,クレジットポイントとしてTポイントが貯まります。
さらに,Tカード一体型クレジットカードを「Tポイント提携先」で使えば,Tポイントの《2重取り》ができるため,Tポイントがどんどん貯まります。
ですので,Tカード一体型クレジットカードなら,普通のTカードよりも,はるかに効率よくTポイントを貯めることができるのです。
「Tカード一体型クレジットカード」とそれ以外のクレジットカードとの違い
しばしば「Tポイントが貯まるクレジットカード」として,Tカード一体型クレジットカードでないものが紹介されることがあります。
Tポイントユーザーとしては,Tカード一体型クレジットカードとそうでないものを区別する必要があります。
クレジットカードの中には「クレジット利用で他のポイントが貯まり,そのポイントをあとでTポイントに交換できる」というタイプがあります(ここでは「ポイント交換型」と呼びます)。
「ポイント交換型」の場合,他のポイントからTポイントに交換するために,そのクレジットカードの専用WEBサイトでの手続きが必要になります。
また,多くの場合,一定量のまとまったポイントでしかTポイントへの交換ができず(「1,000ポイントごとに交換可能」など),端数はTポイントとして利用できなくなります。
Tポイント自体は,提携先の実店舗やオンラインショッピングで,1ポイント=1円の換算で,ほぼ現金のように使うことができるものです。
Tポイント本来の利便性を十分に生かすには,「Tカード一体型クレジットカード」を使うのがおすすめです。
「Tカード一体型クレジットカード」には「Tポイントロゴ」がある
Tカード一体型クレジットカードとそうでないクレジットカードとは,見た目で区別することができます。
Tカード一体型クレジットカードには,左肩に「Tポイントロゴ」が印刷されており,カード表面には「クレジットカード番号」と「Tカード番号」が両方刻印されています。
この「Tポイントロゴ」が印刷されていないクレジットカードでは,ポイント還元でTポイントが直接貯まることはありません。
また「Tポイントロゴ」が左肩にあっても,「クレジットカード番号」「VISA/Mastercard/JCB などの決済ブランドロゴ」がないものは,クレジット決済機能のない普通のTカードです。
「Tカード一体型クレジットカード」はYahoo! JAPAN カード(ヤフーカード)がおすすめ
Tポイントを貯めるには,普通のTカードやその他のクレジットカード」ではなく,Tポイントロゴが入った「Tカード一体型クレジットカード」を使ったほうがよいことがわかります。
Tカード一体型クレジットカードは全部で22銘柄あります。
では,さらにその22銘柄の中で,一番Tポイントが貯まりやすいカードはどのカードなのでしょうか?
それは「Yahoo! JAPAN カード(ヤフーカード,YJ カード)」です。
【 Yahoo! JAPAN カードのメリット 】
- Tポイントでクレジット還元(提携先以外でも貯まる)
- 最高還元率(Tカード一体型クレカ 全22銘柄中)
- ヤフーショッピングで3%ポイント還元
- 年会費 永年無料
- ツタヤの利用登録料・年会費も無料
- 主婦・学生の方でも申込みOK
- 最短2分で審査完了
- PayPay残高にチャージできる唯一のクレジットカード
「Tカード一体型」還元率最高はヤフーカードだけ
Yahoo! JAPAN カードは,クレジット利用額100円(税込)ごとに1Tポイントが付与されます(クレジット還元率1%)。
これに対して,Yahoo! JAPAN カード以外のTカード一体型クレジットカードはすべて,クレジット利用額200円(税込)ごとに1Tポイントが付与されます(クレジット還元率 0.5%)。
Tカード一体型クレジットカードは,普通のTカードやその他のクレジットカードよりもTポイントが貯まりやすく使いやすいカードです。
さらにその中でも,Yahoo! JAPAN カード「だけ」が,他のTカード一体型クレジットカードの2倍のクレジット還元が受けられることになっており,圧倒的にTポイントを貯めやすいのです。
Tポイントサービスにおける,このような「Yahoo! JAPAN カードだけ」の特別扱いは,2012年に結ばれた Yahoo! JAPAN と CCC(Tポイントの発行運営母体)の「戦略的資本・業務提携」の賜物といえるでしょう。
ヤフーカードは年会費無料・発行手数料なし
Yahoo! JAPAN カードは,年会費も発行手数料も無料なので,クレジットカードの利用が少ないときでも,安心して持ち続けることができます。
他の「Tカード」や「Tカード一体型クレジットカード」には,年会費や発行手数料がかかるものもありますが,Yahoo! JAPAN カードはこの点も安心です。
「Tカード一体型」全22銘柄を一覧表で比較する
前節で,Tカード一体型クレジットカードの中で,ベストカードは「Yahoo! JAPAN カード」であると書きました。
本節では,各カードのスペックを一覧表にまとめて,このことをより詳細に検証してみます。
Tカード一体型クレジットカードは,全部で22銘柄あります(2018年7月現在。ただし,VISA/Mastercard/JCB などの決済ブランドの違いや,デザインの色違いなどを区別すると,全38銘柄となります)。
22銘柄をひとつひとつ眺めていっても,どれがいいのかわからないので,一覧表で比較してみましょう。
「Tポイントを貯める・使う」ことを重視するなら,この一覧表が最も重要な情報を与えてくれます。
この一覧表から,ヤフーカードが最も良く,「年会費」「クレジット還元率」の点でその他のカードに差をつけていることがわかります。
「Tカード一体型」全22銘柄は,4グループに分類できる
前節の比較結果をより一層明確にするために,Tカード一体型クレジットカード全22銘柄をさらに4グループに分類して,クレジットカードの性質を調べてみましょう。
Tカード一体型クレジットカード全22銘柄は,「年会費」「クレジット払い還元率」「ETCカードの有無」によって,以下のように5つのグループに分類することができます。
グループA: 年会費無料,クレジット払い還元率 1.0 %,ETCカード有(1銘柄のみ)
グループB1: 年会費無料,クレジット払い還元率 0.5 %,ETCカード有(11銘柄)
グループB2: 年会費無料,クレジット払い還元率 0.5 %,ETCカード無(2銘柄)
グループC: 年会費初年度無料・次年度以降条件付き無料,クレジット払い還元率 0.5 %,ETCカード有(6銘柄)
グループD: 年会費初年度無料・次年度以降有料,クレジット払い還元率 0.5 %,ETCカード有(2銘柄)
さらに,ETCについてはほぼすべてのカードに設定があるので,(グループB2を例外と見なして)「ETCカードの有無」を考慮しないことにしてみましょう。
そうすると,さらにシンプルな分類となり,全22銘柄を4グループに分けることができます。
グループA: 年会費無料,クレジット払い還元率 1.0 %(1銘柄のみ)
グループB: 年会費無料,クレジット払い還元率 0.5 %(13銘柄)
グループC: 年会費初年度無料・次年度以降条件付き無料,クレジット払い還元率 0.5 %(6銘柄)
グループD: 年会費初年度無料・次年度以降有料,クレジット払い還元率 0.5 %(2銘柄)
【出前館Tカードについて】
2019年4月1日に登場したTカード一体型クレジットカード「出前館Tカード」は【年会費:初年度無料,年1回のカード払いがない場合のみ翌年1,250円(税抜)/ クレジットポイント:税込200円につき1Tポイント(出前館利用では2Tポイント)/ ETCカードの有無:なし】です。これらの条件を上記の「4分類」に当てはめると,出前館Tカードは「グループC」に該当します。
下の図は,この4(または5)グループへの分類を,「年会費」と「クレジット払い還元率」に関して2次元平面にマッピングしたものです。カードユーザーにとって条件の良いグループほど,右上に配置されます。
これらの表や図から,Tカード一体型クレジットカード全22銘柄の中で,もっとも条件の良いクレジットカードは,「年会費無料」で「クレジット払い還元率が1%」である,「Yahoo! JAPAN カード」であることがわかります。
「Yahoo!JAPANカード」は,Tカード一体型クレジットカード全22銘柄の中でクレジット還元率が最も高く,唯一「100円ごとに1ポイント還元」となっています(その他のTカード一体型クレジットカードはクレジット払い200円ごとに1ポイント還元)。
ヤフーカードのライバル,実は「楽天カード」
なぜ,Yahoo! JAPAN カードは,他のTカード一体型クレジットカードにない特別なスペックを与えられているのでしょうか?
それは,ヤフーカードと楽天カードを比較してみるとわかります。
Yahoo! JAPAN カードのスペックは,楽天カードのスペックにそっくりなのです。
オンラインショッピングに「楽天」,ポイントに「楽天スーパーポイント」,クレジットカードに「楽天カード」がある「楽天経済圏」に対して,「Yahoo! ショッピング+LOHACO」,「Tポイント」そして「Yahoo! JAPAN カード」の布陣を引く「ヤフー-Tポイント経済圏」という構図になりつつあることが見て取れます。
Yahoo! ショッピングの最近の発展は目を見張るものがありますし,Tポイントは共通ポイントとしての歴史が長く,実店舗で非常に広く採用されているのが特長です。
Yahoo! JAPAN カードは,「ヤフー-Tポイント経済圏」の要として,私たちユーザーにも大きな利便性をもたらしてくれるでしょう。
楽天カードを利用している方は多いかと思います。
楽天カードの利便性を感じている方は,Yahoo! JAPAN カードとの2枚持ちで,店舗によって「楽天スーパーポイント」と「Tポイント」を貯め分ければ,さらに効率の良いポイント還元サービスを受けられることになるでしょう。
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